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ちょっと変な塾長のブログ 

ライトハウス・アカデミーに関わる全ての人がHAPPYになりますように・・・・願いを込めて

●イチローから学ぶ勉強嫌いを天才に変える方法

●イチローから学ぶ勉強嫌いを天才に変える方法

先日、引退したイチロー。
日本人の誇りでしたね。
(私は、とくに野球には興味ありませんが、やはり、イチローと大谷翔平は別格。)

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イチローと言えば、練習の鬼で有名。
試合前、毎回、毎回、同じ練習を数時間繰り返します。

でも、イチローは実は「練習は嫌い」と告白しています。
そして、それは真実です。

では、なぜ、練習嫌いの彼が、狂ったように練習していたのか。
そこを、ひも解ければ、おたくの「勉強嫌いの我が子」が、勉強をするように変わります(笑)

イチローのように、我々一般人から見て、狂ったような課題を次々こなす人がいます。
「すごい意思の強さ」。

こう思うかもしれません。

でも、実は、多くのことをなし遂げている人は、むしろ意思が弱い人が多いんです。
意思が弱いことを自覚しているからこそ、彼らは、ある「手法」を使っています。
そして、その「手法」、実は、誰でもできるんです。

いくつか、解説します。

◆ハビットスタッキングとハビットチェーン
(habbit stacking と habbit chain)

なにやら、聞きなれない言葉。
ハビットスタッキングと、ハビットチェーン。

科学的に効果が確認されている手法です。
意思の弱い人ほど、なじむ手法です。

●ハビットスタッキング
まず最初のハビットスタッキング。
ハビットは習慣。
スタッキングはくっ付けるという意味。

新しい習慣を始めようとしても、なかなかうまくいきません。
でも、うまくいく方法が一つあります。
それは、既にある習慣に新しい習慣をくっつけること。
それが、ハビットスタッキング。

例えば、皆、必ずトイレには入ります。
トイレに行くという習慣を利用するのです。

本を読む習慣を作りたいなら、トイレに本を置いておいて、入るたびに必ず2P読まないと出ちゃダメにする。
運動する習慣をつくりたいなら、トイレに入る前に、必ずスクワットを10回する。

そんな感じです。

私の場合なら、電車に乗ると必ず思考を深めるトレーニングをします。
具体的には、「本をつかって過去の偉人との対話」を行い、自分とその偉人の違いを確認し、その人の思考を自分のものとします。
そして、その人の思考を使って、今、実際、実生活で起きている問題への適用を考えます。そして可能な範囲で実行していきます。
情報を知識に、知識を知恵にかえるトレーニングを行っています。

毎日、こんなこと、普通はやってられません。
ただ、電車に乗るという習慣にくっつけることによって可能になっているんです。

さて、次はハビットチェーン

●ハビットチェーン
チェーンは鎖(くさり)のこと。
上記のハビットスタッキングでまず一つの習慣をつくる。
その新しくできた習慣に、さらに新しい習慣を、鎖で結びつけるかのように、つないでつくっていくこと。
これが、ハビットチェーン!

イメージを説明します。
Aという習慣に、新しくやっていきたいBという習慣を結び付けていきます。
ただ、いきなり、Bという習慣を結び付ける前に、ほんのちょっとした小さな、軽い習慣を結び付けることがポイント。
仮にこの軽い習慣をスモールBとします。

習慣A→習慣スモールB
これができるようになったら、
習慣A→習慣B

次はさらに、あらたな習慣Cの簡易版のスモールCをくっ付けます。

習慣A→習慣B→習慣スモールC

イチロー選手や、他のすごいと思われる人がやっているのはこの手法。
弱いからこそ、行動の合間に、習慣を途切れさせるものをはさまない。
ほぼ連続して、3~4時間、習慣の連続した行動で、一気にことを終わらせます。

受験生なら、朝起きたら、
読書15分→次は計算問題5分→次は英単語30分→学校にいく電車の中で古文単語10分

人は、次に何をしようか考えているうちに、やることが、明確なもの(例えばゲーム)に流されます。
ハビットチェーンで、明確に流れをつくっておけば、面倒とか思わず、一連の流れ作業で、大事なことが終わります。

ただ、新しい習慣をつくるとき、気を付けてほしいポイントが一つ。
それは、決してやり過ぎてはいけないということ。

よくありがちなミスは、例えば、「塾に通い始めたので、最初の数日間は、3時間がんばった」。
親は嬉しいかもしれませんが、そんなことを子供にやらせると、大抵、失敗に終わります。
子供は、「昨日3時間やった。でも、今日は、そんな気分になれない。もう無理!」
なにもかも、嫌になり習慣は崩壊します。

最初の一カ月程度は、習慣形成が目的。
「もっとできそうかな」って思っても、半分くらいで止めておくのが、新しい習慣をつくるときのポイント。

さて、イチロー選手はまだまだ、心理的な手法を駆使しています。
キリがないので、あと二つだけお伝えします。

●自己超越目標

人は、自分のためだけでは、意外とがんばれません。
引退会見でイチロー選手はこんなこと、言ってました。
「あるときまでは、自分のためにプレイしていた。でも、ニューヨークへ行ったころから、人に喜んでもらうことが、一番の喜びにかわった。応援なしでは、僕のエネルギーは全くでなかった。」

人は自分のためだけでは、意外と頑張れない。
これは、カリフォルニア大学や他の多くの海外の論文でも、今や、確たる事実として実証されていること。
人は、自分を超えた、社会のためになる目標を持ったとき、そうでない場合のおよそ2倍くらい勉強や学びの時間が増えるとのことがわかっています。
お子さんを、人の役にたつことが、大事なの伝えてますか?


●人と比べない

人には、2種類いることがわかってきています。
一つは、硬直マインドの人。
もう一つは、成長マインドの人。

硬直マインドは、人と比べ、成果、結果のみ注目します。
人に勝つこと、いい学歴を持つこと、成功することが評価基準。
才能があることが、すばらしいと思う。
成功しないと(合格しないと)、敗北したと思う。
そのため、一度つまずくと、挑戦をこわがるようになる。

成長マインドは、他人ではなく、自分との競争が全て。
(これ、集団塾と、個別指導塾の違いでもあります。)
成功することではなく、成長することに喜びを感じる。
失敗も、恥も、長い人生の中での、勲章となる。

イチローはあきらかに、成長マインドの人。
引退会見でも言ってました。

「自分がつくった記録など、どうでもいいこと。それより、昨年の春から、この1年、練習し続けられた自分に誇りを感じる。」
(イチロは、実際は、昨年の春に事実上の引退勧告。それでも彼は、1年間、孤独に耐えもくもくと練習を続けてきた。)

また、こんな内容のことも言っています。
「人と比べることはどうでもいい。それより、自分の中にある秤(はかり)を見つめて、それを少しでも超え続けていくことが大事。重ねることでしか、何もなしえることはできない。」

子供に能力をほめすぎては、逆効果になりがち。
能力をほめると、子供は、能力がないことを恐れ、ズル(カンニング)や、その無能力の露呈を恐れ、そもそも難しいことに挑戦しない子になりがち。

子供の挑戦をほめ、挑戦した結果の失敗と恥をほめることが大切。

科学的にイチローを分析すると、まだまだ、お伝えしたいことがありますが、今日は、これくらいで。


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